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西日本豪雨の被災者支援 原画をチャリティー販売 佐賀出身の画家・田代敏朗さん

2018年10月25日 12時00分 更新

記者:福間慎一


  • チャリティー作品「because i believe 30」

  • チャリティー作品「because i believe 20」

  • 田代敏朗さん

 佐賀県出身の画家・田代敏朗さん(38)が、原画の売り上げの一部を今年7月の西日本豪雨の被災者支援のために寄付するプロジェクトに取り組んでいる。

 田代さんは16歳で佐賀県展の洋画の部で首席を受賞。現在は東京と福岡をメーンに活動し、昨年は米国・ニューヨークでの展覧会で始めて作品が展示された。

 西日本豪雨では15府県で計220人を超える人が亡くなるなど、広範囲で被害が発生。田代さんは、横18センチ、縦14センチの大きさのキャンバスに37点の作品をチャリティーのために描き下ろした。

 アクリルと水彩絵の具のネオンカラーが鮮やかな抽象画に込めたのは「何かが新たに『生まれる』」という感覚。田代さんは「明るく、希望を持てるデザインで、絵からいろんなイメージを楽しんでほしい」と話す。一連の作品名は「because i believe」と付けた。

 作品は1点6000円で販売し、利益の4割ほどを日本赤十字社に寄託する。すでに10点余りが売約済みで、チャリティーは売り切れるまで行う。

 田代さんが「美術は高尚なもの、と思い込んでいた自分が変わるきっかけになった」と振り返るのが、2011年の東日本大震災でのボランティア活動だった。「人に必要とされる作品を作ろう」と考えるようになり、その後、B4程の大きさの作品を5000円で売る取り組みを展開した。

 田代さんは「敷居が高いと思われがちな美術を、親しみやすいものにしたい。絵を通して、人と人がつながるきっかけになれば」と話している。

 ※絵画は田代さんのサイト(https://www.toshiakitashiro.com/categories/1324176)で紹介、販売。

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