ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

福岡タワーが新装オープン 街の発展見つめ30年 新たな歴史、市民と刻む

2019年02月11日 03時00分 更新

記者:下村佳史、郷達也


  • 1日、再開場した福岡タワーの展望フロアは観光客や市民でにぎわった(撮影・下村佳史)

  • 再開場した福岡タワー。1989年にアジア太平洋博覧会のモニュメントとして建てられた

 今年で開業30周年を迎えるのに合わせ、全面リニューアルした福岡タワー(福岡市早良区)が1日、再開場した。1989年のアジア太平洋博覧会「よかトピア」の象徴として建てられて以来、福岡観光の拠点を担ってきたタワー。生まれ変わった展望フロアからの光景を楽しもうと集まった人々の、さまざまな思いとともに、福岡のランドマークは新たな歴史を刻み始めた。

 この日は、福岡タワー開場の1時間半前から入場を待つ人が現れ始め、オープンした午前9時半には50人が列を作った。韓国や中国などからの観光客も含め、高さ123メートルの展望フロアでは、思い思いに記念撮影を楽しむ家族連れや恋人同士、友人グループの姿が目立った。

 窓辺に立ち、都心のビル群をじっと眺めていたのは、福岡市東区箱崎の松澤和福さん(79)。30年前の博覧会開催時に家族と一緒に訪れてから、30年ぶりにタワーに上ったという。

 「新装したのを機に、ここから街を一望して昔の記憶を辿ってみたくなった。あの頃はヤフオクドームはなかったし、周辺にもこんなにビルは立っていなかった。福岡の発展ぶりをしみじみと感じます」。今度は孫たちを連れてきて、街の移り変わりを語って聞かせたいと続けた。

 鹿児島県姶良市の会社員、茅野裕司さん(41)と鹿児島市の自営業、川添美保さん(42)は、「福岡観光ならタワーに」と初めて来場。「恋人の聖地」として人気があるだけに、交際中の2人は「永遠の愛を誓おうかなと…」と照れ笑い。川添さんは「街並みと海が同時に楽しめる。想像以上にきれいな風景でした」と満足そう。

 福岡タワーといえば、特別開放された非常階段を577段、展望室まで駆け上がる「階段のぼり大会」が恒例。小学生の頃に完走したという福岡県春日市の作業療法士、大石華子さん(29)は「当時はきつかったけど、きょうはエレベーターでわずか70秒で到着。もう階段のぼりは無理ですね」。一緒に訪れたいとこたちと笑い合った。










九州経済 ニュースの最新記事



そもそもqbizとは?

Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事